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【本紹介】屍人荘の殺人

昨日読んだ(挨拶)。

 

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

 

今回は屍人荘の殺人って本を紹介しますよ。これすっごい読みやすいのな。びっくりした。鮎川賞本屋大賞と何か色々取ってるらしいです、個人的にはあまり賞を気にしないのですが知りたい人もいるでしょう。メフィスト賞は大体やべーやつがぶっこまれるので気になります。

 

なるべくネタバレをしない方向で話をしたいのでフワッフワした書き方になりますがご了承ください。

こっから本の話

内容に入る前に、著者が物凄く読者に気を使って書いてくれているって話をしたいんです。
どういう事かって言うと、最初この本には事件の舞台になった場所の部屋割りや登場人物の名前と簡単な紹介がズラズラと並んでるんですよ。でも、この時点じゃ本文一行も読んでないので良くわかんないんです、僕は全然頭に入ってきませんでした。

それの何処が優しいのか?って感じですが、その後話がある程度進んで、それぞれの個性が多少わかってきた辺りで視点人物に対してある人物が軽くおさらいと整理をしてくれて、しかも名前がそれぞれの個性に重なる用に作られている事を指摘してくれるんですね。これが本当に頭に入りやすいし、読んでてアレ?ってなっても多分名前見れば思い出せるんですよ。
名前がキャラクターを現してるなんてのはたまに見る遊び何ですが、実用的でなおかつその遊びが鼻につくような違和感のある名前ではないってのが凄いなって。すごい名前の人はいましたけどね。

 

ここからは肝心のミステリ要素について話をしましょう。あまりに無駄がなさすぎて何言ってもネタバレになりそうで何も言えないんですけども。
多少ネタバレを恐れずに言うと要はクローズドサークルが出来る訳なんですけど、現代は携帯やらネットの発達でそのクローズドサークルが難しいんですよね。「電話線が切られたから連絡が出来ない!」なんて今言われて通じないでしょう。スマホ使えや。

っていう現状を打ち破るためにとった手段が奇想天外過ぎてびっくりしました。それ良いの?みたいな方法ですし最初は頭の中が?で埋め尽くされるんですけど、それがガッチリとミステリ部分に絡んで行くので何か納得しちゃうんですよね。

このクローズドサークル作った手段だけでもネタバレできるとだいぶ楽に話が進むんですけど、出来ないのでこのまま頑張りましょう。
実は殺人自体はそんなに難しくないんですよ、ただそこにクローズドサークルの原因が絡んでくることで何故こんな殺人が起こせるのか?って問題が浮かび上がるんですけど、それが超難しい・・・。難しいんですけど、最後のネタバラシを受けると全部納得できるし、確かにこれなら行けるなって感じがして良いです。

ネタバレにならないで語れる部分が壊滅的何ですけど、全体的に作中キャラクターの行動に無理がなかったってのがこのスッキリ感に繋がっているのかなと思います。

殺人のトリックになった部分自体は日常ならこんな事しないって部分もあるんですけどそれを外部要素が不自然でない、むしろ自然なものとしているので外部要素に感じるズルさ?みたいなものが無いんです。本当にミステリ部分にケチをつけるじゃないけれど、粗が見つからなくて。
良いもん読ませてもらったな~と言うのが正直な感想です。

 

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

 

 良かったからもっかい貼っとこう。本当に読んだほうが良いですよ。

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