kindleと猫と写真とか。

『りゅうおうのおしごと!』おもろない?

今日は勢いで書く日です。明日も明後日も明々後日もそうだが…。

りゅうおうのおしごと!』ご存知ですか?私はロリコンではないです。

現実世界で藤井聡太4冠(今調べたんだけど4冠なの!?バグっとんか…?叡王を含まなくても3冠…ひぇっ)が大暴れしていますが、彼が暴れるたびに超えられてしまったフィクションとして話題になる印象があります。
将棋に関するライトノベルってんで気になってはいたのですが何となく読まず終いでした…が、4巻までKindleUnlimitedに入っていまして。これを気に読んでみました。
4冠となんか関係あったりする?

お…おもろい…。
主人公があまりにもロリコンだったりヒロインの一人がやや暴力的だったりしますが気にせずやっていきましょう。捕まるラインだとは思うよ。どっちも。

さて、ここら辺の将棋系フィクション最大の課題として、何処まで将棋をやるのかという問題が有ると思います。
将棋作品なんだから将棋やるに決まってるだろって?ハチワンダイバーを見てこい。割とちゃんと将棋しとるな…。
『the killing pawn』の話しよっか、皆川亮二先生が描いた読み切りの。
まぁまともな話、全部バキバキに将棋をするとそれはもう棋譜を並べた方が良いし、そもそも付いていける人類の方が少ないんですよね。
将棋をやっているのと、プロ棋士棋譜がわかるのは別問題。ついてけないんだわ。

という訳でこの作品、比較的将棋をしていません。
詰将棋とかは出してくれるけど、対局図を具体的に並べることは出来ないって事です。
代わりに今将棋はどういう局面で、対局者の心理はどうで、どういう手を指して~って言うところがフォーカスされている印象。読み物としてはこっちの方が読みやすいし楽しい節があります。

なので将棋わからないしなぁ…という人も是非。
もちろん将棋わかった方が楽しいとは思いますけどね、矢倉とかゴキゲン中飛車とかそういう戦法の名前はちょいちょい出てくるので。
わからなくても楽しく読めますが、わかるともうちょい解像度が上がる感じです。

後出てくる人達が皆将棋熱心(プロや奨励会を描いているのでそれはそう)なので読むと自分も将棋が指したくなるんですよね。熱をもらう感じ。
おかげで最近毎日将棋を少しずつ指しています。

どのくらい面白かったかと言うと…先程言ったようにKindle Unlimitedは4巻までなのですが、私のKindleには今5巻があります…。
5巻まででキリ良くまとまっているので以降はpt還元か割引セールやってる時に買おうかな~と思います。多分買います。

ロリや暴力的なヒロインに抵抗が無ければ楽しく読める!はず。