kindleと猫と写真とか。

『ビブリア古書堂の事件手帖』読んだ【読書記録】

読みました。

かつて一回読もうとしたのですが、あまりにも剛力彩芽の存在がちらつき挫折した過去があります。
今回は記憶が薄れたので無事読めたし、面白かったです。

なんで剛力彩芽だったんだろうね?剛力彩芽自体は別に嫌いじゃないんだけど、あまりにも書いてある内容と属性が違いすぎる。

今回は1巻~7巻(+『栞子さんの本棚』っていう作中で出てきた作品を集めたやつ)を読んでいるのでそこら辺の話です。
7巻で1期完結という感じ。扉子と~ってサブタイの次世代作品あるようなんですが、そちらはノータッチです。

あらすじ

北鎌倉に店を構える古書店、ビブリア古書堂。
栞子さん……ビブリア古書堂の店主、本関連以外コミュ障気味。本の内容を語りたい。
五浦くん……ビブリア古書堂のバイト、栞子さんの助手みたいな感じ。本が読めない。

主にこの二人が古書に関わる人々の関係性に巻き込まれたり首を突っ込んだりしていく話です。あと古書って高いものはマジでハチャメチャな金額がするので、犯罪に巻き込まれたりもします。

これ読んでから神保町とか行くとやっぱ有るんだなーと思ったり出来ます。
私は読めれば良い人なので均一本くらいしか買いませんが……。あらすじで脱線してしまった。天才か?

良かったところ

読みやすい

ひたすらに読みやすかったですね、何でだろうな。
世界が狭めな上、同時に登場する人物が少なめなのに由来するのでしょうか。
ところで本作はラノベってことで良いんですか?最近ラノベなのかそうでないのかようわからん事が多い。

知らない作品が題材でも問題なく読める

これ。私も一発目から未読の作品が飛んできて(終わった……)と思っていたのですが、無事読めました。
さっき書いた通り、五浦くんは本を読めない体質のため、栞子さんから五浦くんへの説明という形で大まかな作品内容や著者、作品背景を解説してくれます。
これのおかげで問題なく読むことが出来るんですね。助かった。

とは言いつつやっぱり知ってる作品の方が抜粋じゃない箇所知ってたり、新しい知識を得たりで楽しい気はしますね。これは気持ちの問題。

1章が短く読みやすい

大体1巻辺り3~4章で構成されているので、空き時間に小分けで読みやすい印象です。
章終わりにはある程度情報が整理されてまとまっていて切れ目がしっかりしてるのもあって、章終わりでの中断がしやすかったです。

割に巻の終わりはちゃんと次に続くような疑問が残っているので、次の巻へ手が伸びるのですごいなーと思って読んでいました。

 

 

こんな感じです。かつての呪いを乗り越え、読んで良かったなーと思える作品でした。

合本版も出ている様子。