kindleと猫と写真とか。

パトレイバー乗ってきた【4DX】

最初に書いておく。
既に「劇場版パトレイバー」を(4DX以外の媒体で)観た人も是非見て欲しい。何なら既に観てるファンにこそ体験して欲しい。あれは観るじゃなくて”体験”

あ~最高。こんなん読んでないで劇場に行け。終わり。
何の話からすればいい?言うても30年くらい前の作品でネタバレがどうこう言うのは理不尽じゃない?と思いつつ、あまり触れないようにしました。
動きがついて没入感がバグってるだけで作品自体は同じだからね。

 言ってもパトレイバー見たこと無いよ!

見ろ。つっても間に合わないよね。
真面目に言うと見たこと無くても大丈夫なはず。
基本役職付けて名前呼んでるから上下関係もわかるし、顔も似てるわけじゃないので。

まぁ何もわからんと不安だと思うので雑に説明すると

  1. 国「東京湾埋立やって土地確保してぇな~」
  2. 民間「作業用ロボット作ったンゴ」←このロボを総評して【レイバー】って言います。
  3. 犯罪者「悪用したろ」
  4. 警察「レイバーにはレイバーをぶつけんだよ!」

↑これで出来たのがパトレイバーを操る特車二課。我々が基本見てるところ。南雲隊長は一課の人だけどまぁ同じチーム何だな~と思っとけば良いです。
これくらい知っときゃ、まず問題ない。

何がそんな良かったねん

パトレイバーを操縦している作中の状況を4DXで完全再現!パトレイバー乗ったわ。マジで。

そもそもとして、映画の出来が良い。
4DXになる前の時点で評価高かったはず。ストーリー面白いし、アクションもちゃんと動く。
序盤(アクション)→中盤(捜査パート)→終盤(アクション)で進むのですが中盤は4DX要素が大人し目で、しっかり捜査に集中できる…。
現代でも有り得そうな話でストーリーに緊迫感がありますね。アクション求められまくってる4DXなのに、地道な捜査シーンでアクションはよってならないの凄いよ。
あと南雲隊長劇場で見たら目覚めるくらい美しかった。立ち姿なんかな。

よし、4DXの話すっぞ。
そもそもの話なんですが、4DXの表現の幅って広いようで実は狭いと思っています。水、前後上下の揺れ、後なんか空気とマッサージ機みたいな振動くらいしか出来ない。
何だかんだ万能じゃない。
例えば宇宙でめっちゃ滑らかに動く設定のロボとか、攻撃くらった時にガターン揺らすくらいしか思いつかない。きっとやりようはあるんですが、やはり4DXが合う作品とあんまり…な作品はあると思います。

こんな話をした理由はわかりますね?完璧に合ってるんだよな…パトレイバー…。
いや本当に。これ4DX用に誂えた作品?って思うくらいに4DXの機能と作中描写が合致している。
パトレイバー自体地上でガシャンガシャン歩いてるロボなので、歩くごとに起きる揺れが没入感を高めてくる…エンジンがかかり、腰の後ろから感じる振動…おぉ…。
コクピットは上部が開いているし作中の状況は台風なので、風雨浴びながらパトレイバーの移動に合わせて振動する座席。俺はパトレイバーに乗っている…(錯乱)。
本当にこうなる。なった。無免許なのを後から心配もした。

個人的にはガルパンと並ぶ、何なら超えるか?くらい4DX適正が高い映画でした。もう映画っていうかアトラクション。アトラクションに超面白いストーリーがついてくる。

当然のことだけど、劇場版パトレイバーって作品自体はこれからも色んな方法で見れる。それこそHuluとか今配信中じゃなかったっけ?
ただ、劇場版パトレイバーの世界に入って、パトレイバーに”乗れる”のは4DXが上映されている今だけなので、是非ストーリー知ってる人も知らない人も映画館に足を運んで欲しい。大丈夫楽しい。

そんでめっちゃ流行ってガルパンみたいにロングランするか第2回公開とかなって欲しい。俺はまた乗りたいんだ。