kindleと猫と写真とか。

ゴジラ-1.0観た

うおおおおおお

ネタバレ注意。

ネタバレ全開なので注意。
考察じゃなくて単純に俺の感想です。
ネタバレあるからちょっと改行入れとこ。

 

 

 



 

 

全体的な感想

面白かった……のか?
全体的に恐怖を感じていた気はするんだけど、ゴジラに対して恐怖を感じていたのか戦争やそれが及ぼす影響に対して恐怖を感じていたのか。正直良くわからなかった。
ゴジラは怖いし絶望的なんだけど、それに並ぶ恐怖が実際に起こっていたってのがいっちゃんきつかった気がする。

後ふんわりハッピーエンドだぜ!みたいな感じで描いてるけど黒い雨やガイガーカウンター等、敷島ものり子も放射線を浴びている事は明らかであり、この後に幸せな未来が待っているとは考えにくいんですよね。
放射能の厄介さと原爆の恐ろしさをゴジラを通して描いているなぁ…と思っています。

だから何というか、戦争というか原爆の擬人?化みたいな存在のゴジラを強く感じてしまって、そこら辺が個人的にはウーンよりだったのかもしれない。
ワイは親族?に被爆者がおったから忌避感が強いのかもしれない。
でもゴジラって元々そういう設定のそういう作品なんかもしれん。私が平成以降ちょいちょい見てる感じなのでゴジラ=怪獣みたいな認識が強いんだよね。
受け手側の問題かも。

気になりポイント

大戸島でミスったのは誰?

まだあんまデカくない(当社比)状態のゴジラが上陸した大戸島。大戸島であってるよね?間違ってても大戸島で一貫します。
敷島は20mm(零戦の機銃)を撃てなかったんですよね。

ここで1つ疑問が生まれます。仮に20mmを撃てていたらゴジラは倒せていたのか…?という話です。
仮に倒せていたのなら敷島のミスですし、撃ったとて倒せないのならあんな塹壕?に行くのではなく全員逃げるべきだったわけで橘整備長?の指示ミスと言う話になります。

これは結局どっちだったんだろうな~と言うのは私の単純な興味ですが、橘整備長の受け取り方が気になってるんですよね。
島→帰りの船の時点では敷島が撃たなかったのが悪い(20mmが効く)と思ってたぽいんですが、その後にあそこで撃っていてもゴジラは倒せなかったであろう(逃げるのが正解だった)と考えているかがわからないんですよね。
ぶん殴ってたのはそら手紙の内容が悪すぎるやろって話なので、何か許すに足る理由があったのか。
強化後ゴジラに高雄の主砲効かなかったとか知るタイミングが無さそうなので島の部隊が壊滅したのは敷島のせいだ(20mm撃ってれば助かった)と思いつつも許した……と言われるとホンマに許せる?それ?という気はするんですよね。ここ引っかかりポイント。

戦友たって明らかに一緒の島で同じ部隊やってた死んだ人達の方が重いでしょ。敷島は不時着して良くて数日、悪けりゃ1日弱同じ島で過ごしただけですよ。
それとも単に整備長が超大人だったのか……。

この辺小説版だと何か書いてあったりするのかな。読む?
レイトショーだったからパンフも買えなかったんですよね。

ラストシーンのり子の何か黒い入れ墨みたいなの

何あれ?流石に汚れってことはないと思います。
他の部分は明らかに綺麗にされているので。
私はG細胞なのかな~と思っています。肉体ばら撒いてったみたいな話ありましたし、そもそも人間が吹っ飛んでる風速であの量の瓦礫が飛んできてるって考えたら普通行きてられないでしょう。手榴弾と大差ないぞ多分。

風速50m/秒…多くの木造家屋が倒される。樹木は根こそぎ飛ばされる。
小石が飛んでくる風速40m/秒の風というのは、時速144kmの速さで吹く風です。

風速○○m/秒ってどれくらいのすごさなのか | HOMES個別指導学院

調べてみました。だいぶ甘くみて50m/秒↑だと思うんで生きていられる気はしません。
てなるとG細胞が入って異常な再生力が…というのは無い話ではなさそう。

あとアキコが結構察しの良い子供として描かれてるっぽいんですが、そのアキコが敷島の手から降ろされた後、のり子に近寄っていかないのが気になっています。
のり子と仲が悪いとはそれまでの描写から考えにくいので、のり子がのり子ではない事に気づいているのかな~と思いました。
単純に敷島大泣き空気読んで下がっとくか説もあります。

G細胞説もちょいちょい疑問はあって、仮にG細胞入って再生したとするとあの包帯達が不思議なんですよ。あの爆風&瓦礫で相当な身体的損壊があったと伺えます。
他がもっとズタボロなってるだろうって状態なので、あの目と腕だけ治ってないのが逆に不思議というか。全部治るのが順当じゃない?

後は普通に放射能の隠喩…?でも放射能って別に黒い斑点出る話はない筈。
正しくは存在するんだけど調べた限りだと皮下出血が原因なので亡くなる少し前くらいに出てくる症状のはず……ぽい。
象徴として出したって話になるとそうかも知れんのだけども。

雪風

雪風は幸運艦であると同時に数多の沈没を見届けて来た船でもあるので、今回も雪風以外全部沈むのでは……?とヒヤヒヤしながら観ていた。
ちなみに雪風と一緒に出た艦は必ず沈むってわけでは別に無い。これは史実。

野田さんが生きるために戦うって話するとこ

めちゃめちゃ良いシーンじゃないですか?
兵器開発系の部署にいたって話だと思うので、不本意な兵器を作ってきたんだろうな…って思うとね。
それはそれとしてあんなゴジラっつーバケモンと戦うのが戦争に比べりゃ随分とマシつって笑いが起こるのが、胆力の凄さを感じさせると共に、明らかに異常で良いシーンだなと思いました。

私が気になったのはこの辺かな。
自分はこう思うとか、このシーンこういうことだったんじゃない?とかあったら書いてくれると嬉しい。

小説版も読むか~~~